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	<title>エッセイ・ユーモア・日常から | 救急医の頭ん中。</title>
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	<lastBuildDate>Sun, 21 Jun 2026 14:25:08 +0000</lastBuildDate>
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		<title>ACP（アドバンス・ケア・プランニング）なんて、くだらない。</title>
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		<dc:creator><![CDATA[Dr. まにまに]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 21 Jun 2026 08:58:39 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[エッセイ・ユーモア・日常から]]></category>
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					<description><![CDATA[「ACP（アドバンス・ケア・プランニング）がくだらない」 そう書いて、どれだけの人が眉をひそめるだろう。でも、これがある種、正直な僕の気持ちです。 目次 救急の現場で目撃してきたもの何かがおかしい誰のための「意向確認」か [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">「ACP（アドバンス・ケア・プランニング）がくだらない」</p>



<p class="wp-block-paragraph">そう書いて、どれだけの人が眉をひそめるだろう。でも、これがある種、正直な僕の気持ちです。</p>




  <div id="toc" class="toc tnt-none toc-center tnt-none border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-2" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-2">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ul class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">救急の現場で目撃してきたもの</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">何かがおかしい</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">誰のための「意向確認」か</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">家族は、どこにいるのか</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">現場の本音</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">本物の免罪符は、どこにあるのか</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">それでも、問いは必要だ</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">最後に</a></li></ul>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">救急の現場で目撃してきたもの</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">そこには教科書が想定していない現実がある。</p>



<p class="wp-block-paragraph">外国人旅行者が外傷性脳出血で運ばれてきた。あらゆる手を尽くしたが、回復の見込みはほぼなくなった。家族は遠い国にいる。「今後どうしますか」と問える相手が、目の前にいない。</p>



<p class="wp-block-paragraph">小学生が心停止で運ばれてきた。蘇生には成功したが、低酸素脳症が残った。両親は泣きながら立ちすくんでいた。何も言葉が出なかった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">自傷による全身熱傷の患者を重症管理していたとき、チームの中でこんな言葉が飛び交った。<br>「こんな苦しい治療を続けて、患者のことを本当に考えているんですか」<br>「では、諦めろと言うのか」</p>



<p class="wp-block-paragraph">どちらの言葉も、嘘じゃなかった。だから余計につらかった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">嚥下機能をほぼ失った患者が「窒息するリスクがあっても食べたい」と強く訴えた。本人の意思は、揺るがなかった。ところが病院の医療安全部門は、介助するメディカルスタッフへの負担を理由に同意書の取得を求めてきた。その文書の文体は、食事を続けることがいかに危険な選択であるかを、暗に、しかし丁寧に伝えるものだった。患者は食事を諦め、点滴と低栄養で数ヶ月をかけて衰弱し、亡くなった。<br>「本人が選んだことだから」と、誰かが言った。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">何かがおかしい</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">「本人が選んだ」って、本当にそうだったのか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">患者が選んだのは「食べること」だった。同意書を求めたのは病院だった。食事を諦めたのは、その圧力があったからじゃないか。そして衰弱死を「本人の選択」と呼んだのは、誰か。</p>



<p class="wp-block-paragraph">なんか、おかしくないですか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">実はこの「おかしさ」は、僕の直感だけじゃなかった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">2021年にJAMAに掲載されたモリソンらの論文、<em>&#8220;What&#8217;s Wrong With Advance Care Planning?&#8221;</em>・・・「ACPの何が問題なのか」。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そこにはこう書いてあります。<br>80のシステマティックレビュー（原著論文1600本以上）を統合した解析で、ACPが終末期の意思決定に影響を与えたり、患者・家族の医療満足度を改善したりするという証拠は、見つからなかった。その後に行われた5つの大規模RCTでも(がん患者、特養入居者、プライマリケア高齢者など対象はさまざまだったが」ACP群と通常ケア群の間に、有意な差はなかった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">つまり、「ACPをやれば、患者の望む医療が実現しやすくなる」という前提そのものが、エビデンスによって支持されていないのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">なぜか。「プロジェクション・バイアス」という概念：人は、未来の自分の気持ちを、今の自分の気持ちで予測しようとするわけだが、その予測は、往々にして外れる。<br><br>緩和ケア病棟に入院したがん患者168人を追跡した研究では、患者の「生きたいという意志」は、呼吸困難や苦痛のレベルによって波のように変動し続け、心不全患者を4ヶ月ごとに2年間追跡した研究でも、「積極的治療を望むかどうか」「どこで死にたいか」という希望は時間とともに変わり続けた</p>



<p class="wp-block-paragraph">。一方向にではなく、行ったり来たりしながら。</p>



<p class="wp-block-paragraph">今日「もう積極的な治療はいらない」と言った患者が、3日後に同じことを言うとは限らない。逆もある。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それでも、一度サインした書類が残る。書類は変わらない。</p>



<p class="wp-block-paragraph">嚥下障害の患者が「食べたい」と言い続けたとき、その意思は数日間にわたって揺るがなかった。それを押しつぶしたのは、医療者側の「万が一のリスクは負えない」という保身だったのではないか。そして「本人が選んだ」という言葉が、事後的に貼り付けられたのではないか・・・。</p>



<p class="wp-block-paragraph">プロジェクション・バイアスが起きる前に、制度が意思をねじ曲げていたのではないか・・・。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc3">誰のための「意向確認」か</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">ACPや、そこから派生するDNAR（蘇生不要指示）が、免罪符として機能しているという感覚が、僕にはずっとある。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかも最近、気づいてしまった。その免罪符を作るための会話が、日に日にうまくなっている気がする、自分自身に。</p>



<p class="wp-block-paragraph">末期がんの患者に点滴をしない。高齢者の肺炎に人工呼吸器を使わない。胃瘻を望まない患者を看取る。これらの判断が「ご本人の意向に沿った医療」として処理されていく。</p>



<p class="wp-block-paragraph">でも、待ってくださいな。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「この治療は本人にとって意味がない」と判断しているのは、誰か。医療者だ。医療者が「やめた方がいい」と考えた方向に話が進んだとき、「その方らしい最期だった」という言葉が添えられる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">では逆はどうか。「それでも最後まで集中治療を受けたい」「1秒でも長く生きたい」という患者の選択が、同じ熱量で「その人らしい」と受け止められているか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">僕の経験では、そうではないことの方が多い。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もちろん、問題は誘導の方向性じゃない。方向がどちらであれ、医療者の価値観が先にあって、患者の言葉がそれを追認するために使われている・・・その構造そのものが問題だと思う。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「あなたらしい生き方ってどんなですか」という問いかけは、一見やさしい。<br>でもその問いが「苦しい延命治療は望まないですよね」という誘導の包み紙になっていないか。患者の言葉を借りて、医療者の判断を正当化する。その構図は、かつて「患者にサインをもらう手続き」として形骸化したインフォームド・コンセントと、まったく同じ過程を繰り返しているようにも見える。</p>



<p class="wp-block-paragraph">本人の意向を聞いているのではなく、医療者がすでに決めた方向性に「お墨付き」をもらいにいっている。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もしそうなら、それは対話ではなく、説得だ。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc4">家族は、どこにいるのか</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">この構図をさらに複雑にしているのが、日本における家族の存在だ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">日本の医療現場では、患者本人よりも家族の意向が大きなウェイトを占めることが多い。「ご家族のご意向は」という問いが、患者本人への問いよりも先に来ることさえある。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ここに、奇妙なねじれがある。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「もしあなた自身がこの状態になったとき、延命を望みますか」という問いと、「目の前の患者に延命を続けますか」という問いとでは、同じ家族でも答えが変わることが多い。自分のこととして考えれば「そこまでしなくていい」と言う人が、いざ家族の治療となると「できることは全部してほしい」と言う。逆もある。僕でさえ、おそらくは自分の両親の看取りには大きな抵抗がある。</p>



<p class="wp-block-paragraph">看取りの方向性に同意するとき、家族の心の中では何が起きているか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「自分が死を決めてしまった」という感覚が生まれることがある。でも、本当はそうじゃない。医療的介入がなければとっくに亡くなっていた状態に対して、家族と医療者が遅ればせながら現実を受け入れ、合意形成をしているにすぎない。死を誘導しているのではなく、すでに起きていることやまもなく起きる予想に対して方針が追いついているだけだ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">にもかかわらず、看取りの「スイッチ」を家族に渡す構造が、その罪悪感を生み続けている。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ACPは患者の免罪符であると同時に、家族の免罪符でもある。「本人がそう望んでいたから」という言葉は、家族が自分を許すための言葉でもある。そしてそれを引き出しているのは、医療者だ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">逆の立場もある。早く逝ってほしいと思っている家族も、現実にはいる。社会的な事情から、まだ生きていてもらわなければならない家族も。その複雑さには、一文触れるだけで十分だ。深入りしても、誰も救われない。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc5">現場の本音</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">しかも、この構造には続きがある。</p>



<p class="wp-block-paragraph">対外的には「ご高齢ですから」「これ以上は苦しいだけです」という言葉で家族を看取りへ誘導する。医療者の間では「過剰医療」「無意味な延命」「引き際」という言語で積極的治療を批判する。方向は、どちらも同じだ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「高齢者にあんな積極的な医療をして」<br>「何度も自傷している患者の蘇生をする理由はあるのか」<br>「こんなつらい治療を続けるなんて、医療者の傲慢、自己満にしか見えない」</p>



<p class="wp-block-paragraph">これらの声は、看護師から聞いたこともあるし、医師同士の会話で出てきたこともある。嘘じゃない。正直な感情だと思う。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そして医療者のコミュニティの中には、暗黙の序列がある。「引き際のわかる医師」が、できる医師とされる。経済的な構造も、その方向と一致している。</p>



<p class="wp-block-paragraph">でも、ここで正直に言っておきたいことがある。</p>



<p class="wp-block-paragraph">医療者の「やめたい」という感情が、傲慢や利己心から来ているとは限らない。むしろその逆のことも多い。目の前で苦痛にゆがむ顔を、毎日見ている。バイタルが崩れるたびに処置を繰り返す。現代医療の限界を、骨の髄まで知っている。一般の人が人生で1〜2度しか経験しない「死に直面する場面」を、何十回、何百回と経験してきた医療者にしかわからない感覚がある。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その経験の蓄積から「仕方なかった」と思いたい気持ちは、ドクター・キリコ的な感情とは違う。現実を知っているからこそ生まれる、ある種の誠実さだと思う。</p>



<p class="wp-block-paragraph">だからこそ、その感情が「患者らしい最期」という仮説に着地するとき、そこに自分の価値観が混入していないか、一度立ち止まって問い直してほしい。<br>かもしれない</p>



<p class="wp-block-paragraph">ACPは、その感情の落としどころになっていないか、または医療者としてあるべき責任や矜持としてあえて混入させた価値観、誘導かは二の次として。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc6">本物の免罪符は、どこにあるのか</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">「免罪符」という言葉を使ってきた。</p>



<p class="wp-block-paragraph">本来の免罪符とは、罪の許しを得るための宗教的なよりどころだ。その背景には「正しく生きるとはどういうことか」という哲学がある。死に意味を見出し、罪悪感を昇華するための言語が、文化の中に育っている。</p>



<p class="wp-block-paragraph">日本にはその基盤が乏しい。死は忌むべきものであり、心身の現実が受け入れられないから、選択肢がないから、そこに行き着く。本心から死を望んでいるわけではない。</p>



<p class="wp-block-paragraph">だとすれば、今のACPが免罪符として機能しているとしても、それは本物の免罪符ですらない。哲学も死生観も持たないまま、手続きだけが免罪符の形をしている。</p>



<p class="wp-block-paragraph">患者も、家族も、医療者も、誰も本当の意味では許されていない。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc7">それでも、問いは必要だ</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">ここまで書いてきて、誤解されたくないことがある。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ACPそのものを捨てたいと言っているわけではない。</p>



<p class="wp-block-paragraph">外国人旅行者に問える相手がいなかったこと。小学生の両親が立ちすくんだこと。患者が「食べたい」と言い、誰も正面から向き合えなかったこと。これらに共通しているのは、事前に何も話されていなかったという事実だ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「1秒でも長く生きたい」という選択は、尊重される。「苦しい処置より穏やかな時間を」という選択も、同じように尊重される。どちらが正しいかではなく、どちらも本人の生き方だ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">実は、この問題意識は今、世界中で共有されている。</p>



<p class="wp-block-paragraph">2024年にAge and Ageing誌に掲載されたマルホトラの論文は、ACPを「Advance Care Preparation（事前ケア準備）」として再定義することを提言している。キーワードは<strong>Educate・Share・Prepare</strong>：将来の決定を今日固定するのではなく、今の価値観を共有し、変化を受け入れながら準備し続けるプロセスへ。書類ではなく、繰り返される対話へ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">プロジェクション・バイアスが示すように、人の気持ちは変わる。だから一度の会話で完結させようとすること自体が、そもそも間違っている。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ACPが機能するとすれば、それは医療者が楽になるための書類を作ることではなく、本人が何を大切にしているかを、繰り返し、少しずつ言葉にしていくことのはずだ。そしてその言葉は、固定されるためにあるのではなく、変わっていくことが許されるためにある。目まぐるしく状況が変わる救急医療では非常に難しいことではあるが。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc8">最後に</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">「ACP、くだらない」と書きました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">言い直します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">今の使われ方の相当な部分が、くだらない。もちろん、自戒を込めて。</p>



<p class="wp-block-paragraph">くだらなくしているのは制度ではなく、それを使う側の意識と、無意識と、理解の問題です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">あなたは、患者が「それでも最期まで闘いたい」と言ったとき、その選択を「その人らしい」と、同じ温度で受け止められるか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もしそうでないなら、それは本来のACPではない。医療者の価値観を、患者の言葉に着替えさせているだけだ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ただ・・・それが即座に「悪」だとも言い切れない、とも思っている。</p>



<p class="wp-block-paragraph">問題は、その価値観の混入に気づいているかどうかだ。気づいていれば、修正できる。すり合わせができる。患者の言葉の奥に何があるかを問い直せる。そもそも患者の価値観は、何を目的に形作られてきたのか。その目的を理解した上で、医療者の知っている現実、医療の限界と、その先に待っているものを、正直にシェアすること。それが、本当の意味での対話じゃないかと思う。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そしてもう一つ、目を背けてはいけない現実がある。医療経済、資源の分配、スタッフの心の余力。これらを抜きにしたACPの議論は、きれいごとで終わる。現実を直視した上で、それでも患者と、いや、患者になる前の、まだ元気なうちの人たちと、みんなで対話を続けていくこと。それはやっぱり、大切なことなんだと思う。</p>



<p class="wp-block-paragraph">くだらないと書いた。でも、くだらなくしたくはない。</p>



<p class="wp-block-paragraph">はい。</p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>



<p class="wp-block-paragraph">いのちのまにまに。</p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>
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		<title>熱中症って、実は“すぐそば”にある話</title>
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		<dc:creator><![CDATA[Dr. まにまに]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 22 Jun 2025 19:51:13 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[家庭でできる医学]]></category>
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					<description><![CDATA[目次 ── ある朝、ふと「立ちくらみ」を感じたあなたへ室内だから安心？それ、もう過去の常識です熱中症になりやすい“3大シーン”間違いがちな“常識”をアップデート① 「水だけ飲めばOK」 → 半分正解②「汗が出てない＝大丈 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[

  <div id="toc" class="toc tnt-none toc-center tnt-none border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-4" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-4">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ul class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">── ある朝、ふと「立ちくらみ」を感じたあなたへ</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">室内だから安心？それ、もう過去の常識です</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">熱中症になりやすい“3大シーン”</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">間違いがちな“常識”をアップデート</a><ul><li><a href="#toc5" tabindex="0">① 「水だけ飲めばOK」 → 半分正解</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">②「汗が出てない＝大丈夫」 → 危険な誤解</a></li></ul></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">「これって熱中症かも病院いく？」の見分け方</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">&#x1f9e0;熱中症は、「がんばらない人」が勝ち</a></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">今日からできる“暑さ負けない行動”TOP3</a></li></ul>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">── ある朝、ふと「立ちくらみ」を感じたあなたへ</span></h2>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<p class="wp-block-paragraph">&#x1f305; その日は、いつもと同じ朝でした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">窓から差し込む光はやさしく、子どもが「朝ごはんまだー？」と元気に声をあげる。<br>でも今日は、立ち上がった瞬間に“クラクラ”する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「寝不足かな？」と水を飲むけれど、まだボーッとする。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>実はこれ、“室内熱中症”のはじまりかもしれません。</strong></p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img fetchpriority="high" decoding="async" width="1024" height="516" src="https://in-the-emergency-room.com/wp-content/uploads/2025/06/dc075fd6610ac76bfef476d9bb9c5338-1024x516.png" alt="" class="wp-image-1592" srcset="https://in-the-emergency-room.com/wp-content/uploads/2025/06/dc075fd6610ac76bfef476d9bb9c5338-1024x516.png 1024w, https://in-the-emergency-room.com/wp-content/uploads/2025/06/dc075fd6610ac76bfef476d9bb9c5338-300x151.png 300w, https://in-the-emergency-room.com/wp-content/uploads/2025/06/dc075fd6610ac76bfef476d9bb9c5338-768x387.png 768w, https://in-the-emergency-room.com/wp-content/uploads/2025/06/dc075fd6610ac76bfef476d9bb9c5338-1536x774.png 1536w, https://in-the-emergency-room.com/wp-content/uploads/2025/06/dc075fd6610ac76bfef476d9bb9c5338-2048x1031.png 2048w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">室内だから安心？それ、もう過去の常識です</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">昔は「炎天下のグラウンドで倒れる高校球児」が熱中症のイメージでした。<br>でも今は──</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>発生場所の多くは <strong>屋内</strong></li>



<li>死亡者の <strong>約8割が高齢者</strong>（厚生労働省※1）</li>



<li>20〜40代の「自宅や職場で突然倒れる」ケースも増加中</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">例：自宅でリモートワーク中、冷房をつけずに倒れる<br>　　子どもと公園にいたら、親の方が先にダウン<br>　　通勤電車を降りた直後にめまいと吐き気</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>我慢強い人ほど危険</strong>──暑さの怖さを常に意識できていないからです。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc3">熱中症になりやすい“3大シーン”</span></h2>



<figure class="wp-block-table"><table class="has-fixed-layout"><thead><tr><th>シーン</th><th>なぜ危険？</th></tr></thead><tbody><tr><td>起床直後</td><td>寝ている間に脱水が進行している</td></tr><tr><td>エアコン未使用の室内</td><td>温度＋湿度で熱が逃げにくくなる</td></tr><tr><td>水だけ大量摂取</td><td>塩分不足で<strong>低ナトリウム血症</strong>リスク</td></tr></tbody></table></figure>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc4">間違いがちな“常識”をアップデート</span></h2>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc5">① 「水だけ飲めばOK」 → 半分正解</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">人は汗をかくと、<strong>水分と一緒に塩分（ナトリウム）も失います</strong>。<br>水だけを飲み続けると血液中の塩分が薄まり、 相対的に“水中毒” や “低ナトリウム血症” というあぶない状態になることもあります。（日本救急医学会のガイドライン2024より※2）</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow">
<p class="wp-block-paragraph"><strong> </strong>&#x2705; 対策：スポーツドリンクや経口補水液（OS-1など）を活用</p>
</blockquote>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc6">②「汗が出てない＝大丈夫」 → 危険な誤解</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">重症化すると汗が止まることがあります。<br>初期は汗をかき、中等症では減り、重症では止まる──これが危険のサイン。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc7">「これって熱中症かも病院いく？」の見分け方</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">熱中症は、<strong>進行すると“自力で回復できなくなる”病気</strong>です。</p>



<h4 class="wp-block-heading">&#x1f4a1;自分で対応できるレベル（軽症～中等症）</h4>



<ul class="wp-block-list">
<li>頭がボーッとする、めまいがする</li>



<li>手足がつる（こむら返り）</li>



<li>なんとなく気持ち悪い、軽い吐き気</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>対応</strong>：<br>涼しい場所へ移動 → 水分・塩分を補給（※一人にしない） → 衣服をゆるめる → 首・脇・太ももの付け根を冷やす<br><strong>30分以内に改善すればOK</strong>。ただし引き続き観察を。</p>



<h4 class="wp-block-heading">&#x1f691;病院や救急を呼ぶべき状態（重症）</h4>



<ul class="wp-block-list">
<li>意識がもうろうとしている／会話が成立しない</li>



<li>水分が取れない、嘔吐が続く</li>



<li>体が熱く、汗が止まっている</li>



<li>痙攣、けいれん、異常行動がある</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">→ <strong>ためらわず119番か、#7119（救急相談センター）へ</strong></p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc8">&#x1f9e0;熱中症は、「がんばらない人」が勝ち</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">私たちはつい、<br>「暑いけどあと少し」「冷房は節電のために」<br>と考えてしまいがち。</p>



<p class="wp-block-paragraph">でも、それで倒れたら元も子もありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">特に子どもや高齢者、持病のある方は自分で症状に気づけないリスクがあります。<br><strong>「ちょっとおかしいかも」＝勇気ある撤退</strong>が命を守ります。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc9">今日からできる“暑さ負けない行動”TOP3</span></h2>



<ol class="wp-block-list">
<li>起きたらまず一口、OS-1か麦茶＋塩飴</li>



<li>室温28℃を超えたら即エアコンON</li>



<li>「変だな」と思ったら30分休憩（改善しなければ#7119）</li>
</ol>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h4 class="wp-block-heading">&#x1f4cc;まとめ──「熱中症は防げる、でも気づけない病気」</h4>



<ul class="wp-block-list">
<li>自分の「変だな」という感覚を信じてください</li>



<li>水だけではダメ、<strong>電解質とのバランスが命</strong></li>



<li>運動前、寝る前、起きた直後、室内でも「こまめに補給」が鉄則</li>



<li>不安なら、迷わず相談を（#7119）</li>
</ul>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<p class="wp-block-paragraph">&#x1f4da;参考文献・出典</p>



<ol class="wp-block-list">
<li>厚生労働省「熱中症関連情報」<a href="https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/nettyuu_taisaku/">https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/nettyuu_taisaku/</a></li>



<li>日本救急医学会「熱中症診療ガイドライン2024」</li>



<li>環境省「熱中症予防情報サイト」<br>　<a>https://www.wbgt.env.go.jp/</a></li>



<li>東京都救急医療情報センター #7119 紹介ページ<br>　<a href="https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/ts/ems/page03.html">https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/lfe/kyuu-adv/soudan-center.html</a></li>
</ol>
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			</item>
		<item>
		<title>忙しい日々で効果的な勉強法 ~脳の癖を利用する~　</title>
		<link>https://in-the-emergency-room.com/how-to-study1/</link>
					<comments>https://in-the-emergency-room.com/how-to-study1/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[Dr. まにまに]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 31 Mar 2021 04:15:02 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[エッセイ・ユーモア・日常から]]></category>
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					<description><![CDATA[医学はすさまじいスピードで進歩していて、まさに「日進月歩」。 忙しい業務の中、医療者も勉強して新しい知識を入れていかなければならない。というか、そもそも20年以上勉強してきたのにいまだに後輩に知識でマウントとられることも [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">医学はすさまじいスピードで進歩していて、まさに「日進月歩」。<br><br>忙しい業務の中、医療者も勉強して新しい知識を入れていかなければならない。<br>というか、そもそも20年以上勉強してきたのにいまだに後輩に知識でマウントとられることもあったり。。。　<br><br>これでも救急医療現場のリーダーをすることもある私が脳の癖を利用したコスパの良い勉強法案を私の中で可決したので紹介。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="bold-red">結論</span><br><strong>「①何をすればいいかがわかっていることが重要で、②そのすべきことを効果的な方法で、③実践しやすい環境を作る」</strong>である。</p>



<div class="wp-block-cocoon-blocks-caption-box-1 caption-box block-box has-border-color has-indigo-border-color"><div class="caption-box-label block-box-label box-label fab-user"><span class="caption-box-label-text block-box-label-text box-label-text">  ある救急医の頭ん中 </span></div><div class="caption-box-content block-box-content box-content">
<p class="wp-block-paragraph">・癖のようにメモをとり、頭の整理をする癖をつける。</p>



<p class="wp-block-paragraph">・教えること、講義すること、患者さんに説明すること、論文・書籍を書くこと、学会発表することは自分の成長にかなり役立つ目的、ツールになるということを認識すれば、やらされてる感なく出来てしまう。アウトプットするためのインプットをすれば続けられるし、効果もgood！</p>



<p class="wp-block-paragraph">・読書法は主に2つを使い分ける。<span class="marker-under">全体を俯瞰する(その分野の目次を頭に入れる)ために簡単な本をざっと通読</span>と<span class="marker-under">目的をもって興味のあるところを乱読、併読する</span>(もちろん、意味なく読むものもあってよいと思うし、成書をしっかり読むことは大切である。また論文などはちゃんとした読み方を加味して読むことは重要であるのでつまみ食い読みは注意だが)。</p>



<p class="wp-block-paragraph">・勉強のお供は、ヘッドホン、ミックスナッツ、ブラックコーヒー♪</p>
</div></div>




  <div id="toc" class="toc tnt-none toc-center tnt-none border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-6" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-6">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ul class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">「メモをする」意味 </a><ul><li><a href="#toc2" tabindex="0"> メモはTO DOリストになる</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0"> 思考過程をメモする</a></li></ul></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">モチベーションを保ち、やった分だけ身につく方法</a><ul><li><a href="#toc5" tabindex="0">脳を騙してモチベーション維持</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">どうすれば脳は忘れにくくなるのか。</a></li></ul></li><li><a href="#toc7" tabindex="0"> 効果的なインプット、読書方法は？ </a><ul><li><a href="#toc8" tabindex="0">３つの読書方法</a></li></ul></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">ヘッドホン、ナッツ、ブラックコーヒー (＋有酸素運動)</a></li><li><a href="#toc10" tabindex="0">まとめ</a></li></ul>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">「メモをする」意味 </span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">集中力の妨げになることを１つ挙げておこう！それは「えーっと、これから何をするんだったけな？」的思考。<br>もちろん 臨機応変さが求められる仕事現場では何をするか考えなければならない時は往々にしてある。だからこそ、あらかじめ<strong>今日1日にしなければならない案件や予定、全体像を把握</strong>した上での行動するようにすると、集中力維持という面では有利だってことです。<br>当たり前ですが出来てない人多すぎません？<br>かくいう僕も意外とつまずいている口です。それを解決するのに役立つことは以下。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc2"> メモはTO DOリストになる</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph"><br>やらなければならない仕事が思い浮かんだり、頼まれたことは<strong>その場ですぐできなければメモするとよいです</strong>。<br>メモがあればそれに沿って仕事を進めることが出来ますし、わからないことを書いておけば時間があるときに調べることができます。また<strong>先輩に教えられているときもメモします</strong>。聞きながらメモする後輩はやる気があるかわいい後輩に見えるし、時間があるときにそれを復習することが出来るので便利です。ただし、<strong>メモは自分のメモだとわかるようにしておくこと＋個人情報を書かないこと</strong>が良いと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">さらに僕のおすすめはそのメモは仕事の最後か、1日の最後に捨てることです。理由は当日のうちにしなければならないことは済まそうとするでしょうし、重要度の低いTO DO項目は❝しない❞ということが脳にとってパフォーマンスが良いからです。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc3"> 思考過程をメモする</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">何か考えないといけないことが思い浮かんだら、箇条書きでいいから書いてみましょう。言語化してみましょう。めんどくさいでしょうが、これは思考スピードを上げるうえでとても有用です。だまされたと思ってやってみてください。<br></p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc4">モチベーションを保ち、やった分だけ身につく方法</span></h2>



<div class="wp-block-columns is-layout-flex wp-container-core-columns-is-layout-7387b849 wp-block-columns-is-layout-flex">
<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow">
<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="542" height="794" src="https://in-the-emergency-room.com/wp-content/uploads/2021/09/b5b0d1598d73568dab50d777b00e9d9c-2.jpg" alt="" class="wp-image-278" srcset="https://in-the-emergency-room.com/wp-content/uploads/2021/09/b5b0d1598d73568dab50d777b00e9d9c-2.jpg 542w, https://in-the-emergency-room.com/wp-content/uploads/2021/09/b5b0d1598d73568dab50d777b00e9d9c-2-205x300.jpg 205w" sizes="(max-width: 542px) 100vw, 542px" /><figcaption>樺沢紫苑. 学びを結果に変えるアウトプット大全 (Kindle の位置No.327). サンクチュアリ出版. Kindle 版.</figcaption></figure>
</div>



<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow">
<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="544" height="664" src="https://in-the-emergency-room.com/wp-content/uploads/2021/09/8c1218c6b8f541dc13592a361fdf7e2d.jpg" alt="" class="wp-image-277" srcset="https://in-the-emergency-room.com/wp-content/uploads/2021/09/8c1218c6b8f541dc13592a361fdf7e2d.jpg 544w, https://in-the-emergency-room.com/wp-content/uploads/2021/09/8c1218c6b8f541dc13592a361fdf7e2d-246x300.jpg 246w" sizes="(max-width: 544px) 100vw, 544px" /><figcaption> 樺沢紫苑. 学びを結果に変えるアウトプット大全 (Kindle の位置No.270). サンクチュアリ出版. Kindle 版. </figcaption></figure>



<p class="wp-block-paragraph"></p>
</div>
</div>



<p class="wp-block-paragraph">自学で重要な２つのこと「モチベーションを保つ！」「やった分だけ身になる！」<br>この２つができないと自学は続きません。この２つを達成しやすくなる方法はズバリ<span class="red"> ❝ OUTPUT ❞</span></p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc5">脳を騙してモチベーション維持</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">漠然と「知識不足だから勉強しなければならない」「上司に言われたから」という理由で、勉強にやる気をだせる、集中できる人いますか？私はちょっと無理。<br>学習のモチベーションは目的意識に依存します。<br>「なぜ勉強しているか分からない」とか「イヤだ」「おもしろくない」って思っている勉強を始めたり継続したりするのは至難の技。<br>これ<span class="bold">脳の仕組み</span>なんで普通です。 <br>穴を掘っては埋めるを繰り返す拷問が最たるものでしょうかね。<br>休んでいても酸素の1/4、ブドウ糖の1/5を使う浪費家の脳は、理由のないこと、つまらないことをやれと言うと「節約させろよ、嫌だよ」っとなるわけです。<br><br><strong>「こうすれば、その後、こんな利益があるぞ」と目標を設定するのが効果的なわけです。</strong><br>勉強(INPUT)するだけでは利益は100％得られません。つまり、得たものは使うことで始めて利益となりうる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「今まさに目の前の患者さんの診療で用いる知識」　患者にアウトプット<span class="marker-under">→患者への利益</span><br>「来月の学会プレゼン資料作成」　学会でアウトプット <span class="marker-under">→評価される</span><br>「SNSで勉強内容を発信する」　SNSでアウトプット <span class="marker-under">→いいね！がもらえる</span><br><br>こういった明確な目的があれば人はどうでしょう？勉強した先に何が待っているのかがイメージできている勉強はモチベーションが保てる。これは脳の仕組みです。<br>する意味がわからないことは・・・正直しなくていいと思います。タスクの意味を自分で理解する、相手に理解させるということの重要さはパフォーマンスにも関わっているわけですね。<br>目標(アウトプット)設定すると、達成時にはドーパミンが出で脳は楽しくなってしまいます！<br>この癖をうまく使うんですね。ここで重要なポイントっす。<br></p>



<div class="wp-block-cocoon-blocks-tab-box-1 blank-box bb-tab bb-point block-box has-border-color has-blue-border-color">
<p class="wp-block-paragraph"> <strong>目標設定のこつは細かく具体的に設定</strong>です。 </p>
</div>



<p class="wp-block-paragraph">「ダイエットする」というような目標ではなく、「3kg痩せる」「このジーパンを履けるようにする」などなど、具体性をもたせたり、細かく分割して達成ドーパミンを出していくのが効果的です。<br>こうすれば脳はめげずに継続できます。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc6">どうすれば脳は忘れにくくなるのか。</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">脳は使う必要がある情報を重要と認識し、長く覚えておくようにできています。<br>つまり、インプットするだけでは脳は忘れてしまうのでその知識をアウトプットすることが重要です。<br> 些細なことでもいいので発信する、使う癖をつけましょう。 <br>勉強したことを後輩に知ったかぶりして話す、SNSでつぶやく、講義教える、論文を書くなど、どんな方法でもOKです。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><br>精神科医 樺沢紫苑先生は著書にインプット3：アウトプット7が効率的であると書かれています。<br>にも関わらず、なんとインプット主体で生きてきた我が自分の人生よ・・・。 <br>アウトプットを前提としたインプットはモチベーションも維持しやすいし、記憶定着にもよいというわけですね。<br>インプットは自己満足で、自己成長はアウトプットの量と相関します。<br><br>そしてアウトプット(発信)することでやっと現実世界が変化するんですね。<br><br>このブログを始めたのもアウトプットを意識してですね。講義は聴くより、しろ。論文は読むより、書け。ってやってみるとすごい大変だけど圧倒的にコスパがいいんですよね。実感してます。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc7"> 効果的なインプット、読書方法は？ </span></h2>



<div class="wp-block-cocoon-blocks-balloon-ex-box-1 speech-wrap sb-id-1 sbs-stn sbp-l sbis-cb cf block-box"><div class="speech-person"><figure class="speech-icon"><img decoding="async" src="https://in-the-emergency-room.com/wp-content/uploads/2021/03/pose_doyagao_man-150x150.png" alt=" マウントとり蔵 " class="speech-icon-image"/></figure><div class="speech-name"> マウントとり蔵 </div></div><div class="speech-balloon">
<p class="wp-block-paragraph">Tintinalliは全部読んだ方がいいわ。救急医やろ？</p>
</div></div>



<div class="wp-block-cocoon-blocks-balloon-ex-box-1 speech-wrap sb-id-1 sbs-stn sbp-r sbis-cb cf block-box"><div class="speech-person"><figure class="speech-icon"><img decoding="async" src="https://in-the-emergency-room.com/wp-content/uploads/2021/03/pose_doyagao_woman-150x150.png" alt=" 読んだだけ子 " class="speech-icon-image"/></figure><div class="speech-name"> 読んだだけ子 </div></div><div class="speech-balloon">
<p class="wp-block-paragraph">仕事終わりにハリソンを読むのが趣味です。</p>
</div></div>



<p class="wp-block-paragraph">まあ～いいんですよ。こうゆう人はそれで。<br>それをやっているすごい先輩医師は何人か知っていて。マジですごい人なんですが。<br>こう言っている人のほぼほぼが「マウントとり蔵」か「読んだだけ子」であることはご存知の通りである。</p>



<p class="wp-block-paragraph">コスパのよい読書方法の1つの結論は<br><strong>「難しい本を頭から通読するより、簡単な本をざっと多く読むことから始める」</strong>です。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc8">３つの読書方法</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">いろいろな方の勉強、読書法を見てきて、大きく3つくらいに分かれるのでは？っと思いますので紹介。</p>



<p class="wp-block-paragraph">①全体像をつかむために読む。<br>②‟知りたいこと” を考えたうえで狙った箇所だけ深く読む<br>③ 本自体読みたいと思ったから読む。 </p>



<p class="wp-block-paragraph">この3つの読書法を適応するには「どの本にどの読み方を適応するか」が重要です。<br>つまり、ハリソン内科学、ガイトン生理学を読んで内科や生理学の全体像をつかむには時間がかかるし、至難の業。<br>また、不整脈のアブレーションの専門書を読んで循環器内科の全体像をつかむことはできないって感じで本には大まかな特徴がありますよね。<br>それぞれの読み方に使いやすい特徴を持った本があるってことですね。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>①全体像をつかむために読む。</strong><br>医学は分野は多岐にわたりますので特に全体像の把握が重要です。<br>全体像をつかむということは勉強したい分野の ‟目次” となりうる本が向いているので純成書と呼ばれる辞書みたいなものはそれには向きにくいです。純成書でそれをやるとすればまさに目次を読んでパラ見するってくらいでしょうか？<br>おすすめは、薄めで、図が多めで、フランクな書き口ですぐ読めちゃう本を用いるといいです。入門編的なものや雑誌の特集で基本編的なのはうってつけです。時間をかけずにザっと読んでアウトラインを知って、大まかに自分の勉強したい分野はどういう感じの要素で出来ていてどういう比重なのかってのを知るようにする、これが正解だと思います。<br>どんな分野でも最初をここから始めることが勉強の自分マップを作る上で有効です。<br><br><strong>② ‟知りたいこと” を考えたうえで読む </strong><br>前述の通り、目的を決めて行動することは勉強、臨床現場では重要かつパフォーマンスが高い方法。<br>読書自体が目的にならないようにできるので、コスパのいい勉強法ですよっと。<br>知りたい事、勉強したい事を大まかに決めて、読書するわけですが、狭い目的であればあるほど書かれている箇所は少ないので、1冊のうち読まないところが出てくるんですよね。それはそれでOKと思っています。<br>例：「上室性不整脈に対する薬物療法の実際」という記事を雑誌に書く仕事が来たとしましょう。家や仕事場にある循環器系の本を何冊か集めてきて、「上室性不整脈関連の箇所」のみ読んで他はほぼ読みません。それでいいんです。目的まで最短に知識を得られます！<br>実際に私は循環器系、内科系、救急系の月刊誌で不整脈特集的なのをamazonで5冊くらいポチって、目的の部分だけ読んで、ガイドライン、海外論文などをあさって適切にカスタマイズして自分らしくアウトプットをするといった感じです。<br>ちゃんと学ぶには修行のように本を1冊熟読するのではなく目的に合わして、取捨選択、捨てる勇気を持つ方がコスパは実は良いです。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>③本自体読みたいと思ったから、読まないといけないから読む。</strong> <br>趣味としてや、その時間が楽しいから読むのであればそれはそれでよいし、知り合いの書いている本だから読むというのもそれはそれでよいっすね。この場合は前から順番に読んでいけばいいと思います。小説とか頭からちゃんと読んだほうが楽しいに決まってます(笑)<br>あと専門医試験の本とかも一応全部読まないとだめですからね。<br>それでも僕は最初に目次で全体を把握して ‟知りたいこと” を考えたうえで読むということは徹底して読んでます。  <br>あくまで効果的な自己成長のための読書としては①、②は重要な視点であると思っています。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc9">ヘッドホン、ナッツ、ブラックコーヒー (＋有酸素運動)</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">ここまでは、<br>「日々<strong>メモを活用</strong>すること」<br>「具体的な<strong>アウトプットを前提</strong>とした勉強(インプットをする)」<br>「読書は成書を前から順に熟読・通読ではなく、<strong>全体を薄くざっと読む or 必要なとこだけ読む</strong>」<br>について説明してきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">最後はやる気のない省エネの脳みそくんの にスイッチを入れる環境づくりについて説明します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">大切なのは脳みそくんに「勉強するのですね、マスター。」っと思わせる環境づくりです。<br>勉強するとき、集中したいとき、僕はヘッドホン、ナッツ、コーヒーこの３つを準備します。<br>純粋に好物ってのもありますが、1つ1つにも意味はありますので説明していきます！<br><br><strong>【準備するという行為自体が脳に「勉強するよ」という合図になる】</strong><br>打席に入るときのイチローのルーチンもそうですし、仕事に行く前に決まった服を着たり、大勢の人の前でプレゼンする前には掌に「人」という文字を書くとかね。<br>ルーチン儀式って脳のスイッチを入れるのにとても効果的なんですね。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【ヘッドホン】<br>勉強・デスクワーク中に<strong>好きな曲を聴きながらやれば、作業効率をUPだ！</strong>って人いますよね？<br>実はこれ良くないんです！&nbsp;単純な手作業などは良いとされますが、勉強など思考的な作業には逆効果です。脳は2つのことをすると処理能力が落ちちゃうんです。マルチタスク状態になるのでこれは控えるべきです。<br>ただ、テンションを上げるためにきっかけとして好きな曲を聴くってのは僕はありじゃないかって思っています。<span class="bold">本当に集中したいときは雨の音、川のせせらぎ音、焚火の音などyoutubeで流すことが多いです。これはホワイトノイズのようなもので作業効率UPが報告されています。</span><br><span class="bold">僕は無音のままヘッドホン(耳栓でも)のみOK。</span></p>



<p class="wp-block-paragraph">【ミックスナッツ】<br>小分けの素焼きのミックスナッツっすね。<br>「血糖値も急に上げないし、不飽和脂肪酸が含まれている、太りにくい。」<br>メカニズムに関しては今後の研究が待たれるが中長期的記憶力維持にも役立つと報告されている。<br>量的には小分けの袋1-2袋ぐらいがいいかなって思ってます。<br>・<a href="https://www.medicalnewstoday.com/articles/320080">Nuts strengthen your brain, EEG study shows (medicalnewstoday.com)</a><br>・<a rel="noopener" href="https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1307352" target="_blank">Bao Y, Han J, Hu FB, et al. Association of nut consumption with total and cause-specific mortality.&nbsp;<em>N Engl J Med</em>. 2013;369(21):2001-2011. doi:10.1056/NEJMoa1307352</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">【ブラックコーヒー】私が好きだというのもありますが、カフェインをとる意味ですね。缶コーヒー1本飲んで30分くらいすれば集中できるベースが出来上がるとされています。ただし、とりすぎは注意。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc10">まとめ</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">勉強を辛いものにしないための工夫が重要。</p>



<p class="wp-block-paragraph"> </p>



<p class="wp-block-paragraph"><a href="https://jamesclear.com/ivy-lee"></a>【参考】<br>・<a href="https://jamesclear.com/ivy-lee">The Ivy Lee Method: The Daily Routine for Peak Productivity (jamesclear.com)</a><br><br>・樺沢紫苑. 学びを結果に変えるアウトプット大全 . サンクチュアリ出版. Kindle 版. 2018/8/3<br><br><a href="https://www.medicalnewstoday.com/articles/320080">・Nuts strengthen your brain, EEG study shows (medicalnewstoday.com)</a><br><br><a rel="noopener" href="https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1307352" target="_blank">・Bao Y, Han J, Hu FB, et al. Association of nut consumption with total and cause-specific mortality.&nbsp;<em>N Engl J Med</em>. 2013;369(21):2001-2011. doi:10.1056/NEJMoa1307352</a> </p>
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