Tips

蘇生の「い」~心肺蘇生の止めどころ~

ERでCPRをやめる医学的な基準とは何か。最良のTORルールでも感度0.62・特異度0.88という限界を踏まえ、経過時間・フレイル・血液ガス・瞳孔・蘇生経過の5つの軸と、家族への伝え方を救急医が整理します。
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蘇生の「そ」~何が出来るか?~

医師になり — いや、まだ医学生だった頃。「医者たるもの、こうあるべき!」と妙に使命感に燃えて、Advanced Cardiovascula... 続きを読む
Evidence Update

2026年ESC心不全ガイドラインをER診療にインストールする。

2026年ESC心不全ガイドライン改訂で、ERでの初動はEFではなく「うっ血・低灌流」の病態で決まるようになった。DHFの4フェノタイプ、NT-proBNPの年齢別カットオフ、酸素・NIV・利尿薬の使い方、オピオイド非推奨の根拠まで、救急医が今夜から変えるべき思考の順番を解説する。
Tips

大腿動脈穿刺。救急外来での基本から合併症まで

救急外来で行う大腿動脈穿刺について、解剖と穿刺部位の確認、血液ガス採取やシース挿入の手順、成功率を高めるコツ、圧迫止血、後腹膜出血・仮性動脈瘤などの合併症と予防策まで、実践的に解説します。
エッセイ・ユーモア・日常から

ACP(アドバンス・ケア・プランニング)なんて、くだらない。

「ACP(アドバンス・ケア・プランニング)はくだらない」——救急医として現場で繰り返し感じてきた違和感の正体を、エビデンスと臨床経験から掘り下げる。プロジェクション・バイアス、家族の罪悪感、医療者の無力感。「患者の意向」という言葉が免罪符になっていないか。くだらなくしているのは制度ではなく、使う側の誠実さの問題だ。という独り言の発信。
救急診断フレームワーク

「ただの酔っ払い」で終わらせない—アルコール関連救急

「アルコール臭があるから様子見」で見逃してはいけない。硬膜下血腫、AKA、離脱痙攣——慢性飲酒患者が抱えるリスクと、ERで使える思考フレームを救急医が実践的に解説します。
Tips

そのルーチン採血、意味ありますか?~ER 検査意思決定~

「とりあえずフルセット」は本当に安全か。仮説ドリブンの3ステップ・主訴別最小限の検査設計・Search satisfactionによる見逃しリスクまで、救急外来での検査意思決定を研修医・専攻医向けに解説します。
チーム医療・看護連携

「大丈夫だろう」を防ぐ思考法—ベテラン救急医が実践するWorst First診断術

診断エラーの96%は認知的要因が関与する。アンカリング・早期閉鎖・確証バイアス——救急外来で命取りになる思考の罠と、ベテラン救急医が20年で身につけた「最悪から考えるWorst First思考法」を解説します。
Tips

低体温との戦い方

低体温は雪山だけの病態ではない。日本のERで頻発する偶発性低体温について、疫学・鑑別から病態生理、復温方法、VFリスク、ECPR適応までを救急医の視点で整理する。
Tips

一酸化炭素中毒(CO中毒)を見逃さない:病態生理、治療、退院後フォロー完全整理

一酸化炭素中毒(CO中毒)を病態生理から臨床判断まで一気通貫で解説。SpO₂が当てにならない理由、COHbの読み方、100%酸素・挿管・NPPV、HBO適応、DNS(遅発性神経障害)と退院後フォローを整理。